一期会
 私の一枚  
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 作者お気に入りの作品・思い出の作品・大切な作品など会員自由参加のギャラリーです (50音順)

  在田勝男  「初夏の古民家公園」  水彩 F10     阿部 透   「滑津大滝」  水彩 F60

   久しぶりに近隣の公園散策の折り、
  偶然興味深い佇まいが目に入り、描いてみました。
  基本的に写実画ですが、N先生のご指導宜しく
  アクセントづけに鶏の姿を加えてみました。

  映画「ラストレター」の冒頭とラストのシーンに
 登場する雄大な滝。
 滑津大滝は3点一期会に出品していますが、
 この一枚が映画にピッタリです。
 宮城県七ヶ宿に来てください


   飯村 博   「五月の白馬」  油彩 F4     石原 明  「黒衣の聖女」 アクリル F3 

  「アートテーブル」2018年9月号「私の一枚」に
 掲載したもの。
 普段気にかけない山、しかるべき季節・天気で見て
 はっとする思い。この広がりを手元の小画面に表現
 できるものかと畏れつつ。
 


   群馬県内でしか展覧会をしてこなかった私が
  初めて東京銀座の画廊に展示した作品です。
  少女の表情と全体の落ち着いた雰囲気が
  けっこう気に入っています
  大島 富久子 「丘の上から」  油彩 F100    大竹 清仁 「ふたご座のニコ」 水彩 4/6半切 

  丘の上から 車のライトをつけ走っているうちに
 すっかり夜が明け、目の前には山々が迎えてくれて
 います。小高い丘の上から遠方に見える山並みと
 田園風景にいやされ一枚の絵にさせていただく事が
 出来ました。
 ふたご座のニコ人生の関係
(美しさの発見と自由の強度を造形する時間と)
 感性(繊細な弱さを好きだと思う)ままに。
 
  大竹 千嘉子  「リンゴの季節」 油彩 F10   大野 喜久男  「パリの夜」  油彩 F100 

   一期展には人物画で出品していますが、
 静物画が好きで普段は静物や花を描くことが多いです。
 なぜか高校生の時からリンゴの絵をよく描いていま
 した。その他葉のついた果物が手に入ると描かない
 ではいられません。
 

  パリの夜歩きで出会ったソルボンヌ大学の
 古典的な風景に感動して描いた一作。
 
 
  大西 千恵子  「桜の咲くころ」 油彩 80号   小山 清子  「和色の舞」  和紙絵画 20号

 桜の咲くころ数年前に描いたものだけれど、
 自身の終りには立ち会えない。
 その時間を、夢の形にして残そうと思って描いた
 もの。それから幾年月まだなんとか続けられている。
 幸に感謝。
 
  庭の花に誘われて外に出てみると、
 小さなむらさきの花が咲いていた。
 三枚の花びらに対して葉は力強くうねり、
 風と共に踊っているようで急いでスケッチ、
 平成二十一年の夏の日に。
 
  葛西 浩三   「夜明け」  油彩 F10   笠野建司 「校舎の裏庭](1951年)水彩 36×25p

  青森県東通村尻屋崎の海の夜明けです。
 尻屋崎は太平洋側の最北端に位置しています

  小学校6年の時の水彩画。
 昭和20年8月2日、米軍の空襲で水戸の殆どが焦土 と化した。戦後は戦災を免れた旧四二部隊の兵舎が  校舎として使われた。当時を伝える貴重な一枚
  川上 剛  「クロッキー(2)」   日下 大輔   「晩年」  水彩 F10

  このクロッキーは40年ほど前の作品で、
 私がまだ若造の生意気な頃の作品です。
 故、青木三郎師匠に勧められ始めた会長を
 指名された時代の作品、仕事が忙しくなり
 今では言い訳でまったく描かなくなってしまった。
 今となっては感謝と反省の一言です

「私の一枚」の掲載希望の絵は、もともと今回の春期展に提出させていただきましたものでした。今回のコロナ騒ぎにて、美術館やギャラリー等もその余波を受けて自粛せざるを得ません。しかし、インターネットならそういった気遣いも不要ですし、もし私の絵をご覧いただいた方が、「こんな景色を、騒ぎが収まったらまた観に行きたいな」とか「私の方がもっと上手く描ける」とか「色使いで少し元気になった」とか、心に少しでも余裕や潤いが戻れば、それは「稚拙なりにも絵を描かせていただいている」私の勝利と考えます。
そういった考えが今回ありました。
 雲 祐子 「お願!振り向いて」パステル 53×41F4   野 靖夫  「O婦人」  油彩 P20

  月1回、4時間の人物デッサンの会に参加している。
 その日、午後しか行けなかった私には当然前には空き
 はない。モデルの後ろにイーゼルを立て、パステルで
 一気に描いた作品。気に入った一枚になった。

  私は地元桶川で翠陽会という会に所属し、人物、
 静物、写生その他、会員とともに描いております。
 今回の一枚は人物ですが、今年八月モデルさんに
 お願いし、作成したものです。

  後藤 純之介  「はるにれの木」 水彩 F6  
  
  北海道は室蘭の森田絵画塾(蘭輝会)にて絵を学んで
 いる者です。先生から頂いた水彩用額縁に収める為の
 絵を描いてみました。元々二本の木が百年以上の歳月
 を経て一本に。北海道豊頃町にて。
 
 
   佐藤 里美   「彼方」 水彩 P50     始澤 晴夫  「化粧」  油彩 F100
 
  今回(2019年一期展)は有難うございます。
 佳作賞を頂きまして、感謝の気持ちで一杯です。
 今度の作品は夕日の雨上がりで光のカーテンに
 描きました。一期展出品に向けて、未熟ですが、
 今後とも宜しくお願いします。
 


  この作品は今から36年前、第18回展の出品です。
 今のところ生涯で一番気に入っている作品です。
 「いも虫がさなぎになり美しいアゲハチョウになる、
 女性が化粧を重ね美しくなっていく過程を思い」、
 題名は化粧です。
 

   柴 春美  「毛皮と帽子」  鉛筆 A4   杉原 美代子   「萌ゆ」  油彩 30号
 
  鉛筆表現の面白さに気付かされた作品です。
 今後は、大きな作品にも挑戦したいと思います。
 



 新緑の頃、花の蕾が膨らみ色づき始め、鳥がさえずり、
 刻々と変化する命の輝きを、この一枚に託しました。
 朱の面積が多くなったが白を重ねることで、
 柔らかな春の絵となりました。
 
   鈴木 啓之  「能登の太鼓」  油彩 100号 関谷 多美子  「希望」  油彩 M30 
   相応の歳をむかえ描きたいテーマが変わった。
 第54回展は能登の御陣所太鼓を描いた。
 上杉謙信の侵攻を能登の村人たちが奇怪な面をつけ
 太鼓を叩いて退散させた故事にちなむ。
 


   母十才の時の写真をもとに描きました。
  2年前は父の学生時代の絵を描き、今度は両親が
  天国で喜んでいてくれるかもしれません。
  この作品を発表できました事を感謝致します。
 
都築 亞美世  「月光礼賛」  日本画 M80  津山 正美 「麦稈ロールが秋を呼ぶ」和紙絵 F20 
 
 自然をテーマにした作品の一枚です。
 月の光が地上に降り注ぐ。それに気付き、
 動き始める自然の力強さを表現しようとしました。
 
    ある時、広い麦畑の後に、柔らかな光を
 投げかけられている麦稈ロールに出会い、
 心の揺さ振りと、なんとも云えない感動を
 覚えました。この時の様子を描いてみたものです

 野口 久枝  「ファミリー」  水彩 F15

 4匹の犬を絵にしたく習い始め、
 絵が出来上がった時は大満足で部屋に飾り5年、
 今は見るたびにまだ頑張れと言われているようです。
 その絵が新人賞(2019年一期展)なんて夢のよう
 です。この一枚が私のスタートです。

 
 服部 英雄   「るみ」  アクリル F30 羽鳥美惠子  「36本の花束」 油彩 F20 
 
  何気ない夕べ,当たり前の時がゆっくりある。
 すべての思いは,そこにあったのに、何故、
 遠くばかりみていたんだろう。
 
  人物ばかり発表していた私に転機をもたらした
 作品です。卒業式の日、教え子からの花束。
 「36人が大人になっても咲き続けて欲しい。」と
 思い、一週間で完成させました。
 その後、花の作品が多くなりました。

細越弘子  「楽園のビーナス」  油彩 F30 

  海が好きで、貝殻をたくさん集めています。
 
この絵は、リンボウガイという貝をイメージして
 描きました。バックはエアーブラシです。
 自然物の造形美には、いつも心動かされます。
 
 
正明 義行 「ラファエロの通った街角」 F12   松田 隆  「岬の礼拝堂(T)」 油彩 F100

  ラファエロ生誕の街角、中世の風情が残る
 石畳を行く。いつしか時の虜となり彷徨う。
 その心地よい時の流れに同化し、無性に
 その景観を留め置きたく筆をとる。
 何とも云えない満ち足りた心地に浸る。
 

  スペイン/バスク地方の岬に聳える
 赤い屋根の礼拝堂。万里の長城のように続く
 通路に惹かれて描きました。
 結婚50周年を記念して、娘二人が誘ってくれた
 親子4人の旅でした。
松野和好  「桜・蘭・舞・香」 透明水彩 F4  森山 陽子   「三笠」  油彩 F50 
 
  ついこの間(といっても4月の第3週ですが)
  精神状態が良くないので近くの公園に散歩に行ったところ、
  風はかなり強い日でありましたが「ピンク色の八重桜」が
  風に耐えつつ可憐に舞いながら咲いているのを見つけ、
  私はその風景を写真にかなり収め、一心不乱になり透明水彩で
  2020年4月16日に作成したものです。
  この作品はネット画廊
  「This Is Gallerey  https://thisisgallery.com/shop/occhii/」
  でも
公開中ですので合わせてご覧戴ければ幸いです 

  一期会との出会いは、見易いホームページでした。
 今すぐ描きたいと思った結果 このような絵に
 なりました。自分が好きな物ばかりをキャンバスに
 吐き出したところです。
 
 矢島 和恵   「道ばたの秋」  F10   山田 精一  「ラヴェンダーの村」 油彩 F10
 
  娘と二人で長瀞を歩いた一日、宝登山に向かう
 道ばたで小さな秋をみつけてカメラを向けました。
 この一日の事が懐かしく思いおこします。
 

   以前からラヴェンダーを描いてみたいと
  思っていました。一昨年、プロヴァンスの
  スィミアンヌ・ラ・ロトンドという
  小さな美しい村で、満開のラヴェンダーを
  描いた作品です。
 
     山中 のり子   「宙」  油彩 F80 吉岡 武彦  「3・11への祈り」 油彩 F30 
 
   2017年第52回一期展に出品した作品です。
  十月の星空へ想いを馳せているバレリーナを
  描きました。
 

    妻が東日本大震災の直後に発病し
  一年後に亡くなったこともあり、
  この震災で命の大切さを痛感しました。
  被災地の早い復興を願い描いた絵です。
 
   吉永 孝 「酔猫 雲にいだかれて」 油彩F50    吉野 美子   「ぼくのお友達」   

  毎年、1月に喜多方の公民館主催の日本酒造りに
 行って、仲間たちとひとタンク日本酒を仕込みます。
 出来上がったお酒は自分で勝手にブランドを付けて
 ラベルを貼ります。2016年の新酒のパッケージです。
 私のブランドは「酔猫」


   春季展において現在も続いている息子の大切なもの
 をテーマにしている「ぼくのお友達シリーズ」の記念
 すべき第一作目。
 しかも優賞をいただき、私にとってはかけがえのない
 作品となりました。
 

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