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飯村博 スケッチ旅
  以前、北海道で展覧会を共催していた友人がなくなってからというもの、
 育ちの故郷ですることは 息抜きを兼ねてのスケッチ旅だけになりした。
 行き先は主に函館と小樽、定宿から歩いて行ける範囲での水彩スケッチを
 作品とすることはありませんが、油彩作品の下図になることが時々あります。

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 (1)ハリストス正教会    
  豪雪一過、朝のまぶしい雪原にイーゼルを立ててこの教会を油彩で描いたのは半世紀前。
  この頃、冬の立ち仕事はさすがダメで、木の葉が茂る季節に緑を描くことの難しさを
  感じています。
  材料は、コンテ鉛筆と水彩絵具12色セットに何色かプラスしたもの、および平筆2本。
  軽装に限ります。この10年で使い切った絵具チューブは1本。コンテ鉛筆2本は減っても
  長さがまだ半ばほど。大変安い楽しみです。
 (2) 旧日銀小樽支店 
  絵描きを志す少年の未来を英語教師に変更した港町、その威風を現す大建築。
  小樽は文学の都でもあり、そのまま美術志向を温める巷としても又よかった。
  伊藤整が将来を思い描いた通り。
(3)協和丸
  船と水があれば安心。
  海原を駆け巡りたいわけではなく、
  こうなっていれば落ち着く。
  この前景に美女の後ろ姿を配した
  油彩80号を一期展に出したことが
  あったっけ。協和丸はもうありません。


             油彩画80号です→


 (4)灯台
  孤立孤独で不動の様が魅力の灯台というもの。
  港の突端を画すこの種の施設は標識灯というのだそうですが、
  ご本人は灯台と呼ばれたいのではないかと。
 (5)日和坂
  函館の市電道から函館山に向かって櫛の歯のように昇って行く坂の一つ。
  数年前の作、舗装が新しくなる前のひなびた眺め。
    
「コスモスの 隠れ咲く午後 ひより坂」
 (6)函館赤レンガ街の教会    
  新郎新婦がリムジンで去って閉じられた教会の門。
  ご亭主には悪いけれど、空の雲から舞い降りて来たようなジューンブライドしか
  目に入りませんでした。   
  
    「花嫁が 残していった 白い風」
                                           
(2021年7月記)  
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