絵本制作を始めて、ちょうど10年になります。
その節目の年、この様な「本」として、形にすることができました。
絵本を描こうと思い立ったきっかけは、「余った紙の有効活用」でした。
ロールで購入する水彩紙は、必要なサイズにカットした後で必ず余りが出ます。
それを捨てるのがもったいなくて、絵本の原画を描くことに致しました。
毎年一作ずつ制作し、「創作絵本大賞」に応募して参りました。
残念ながら一度も受賞したことはございませんが、SNSで発信したところ
多くの方が評価して下さり、それを励みにライフワークとして取り組み続けて
おります。
一期展に出品してきた龍のシリーズは、100号と30号サイズの絵本の
原画で、10年かけて描いた見開き12ページの物語です。
この作品もいつか製本したいと思っております。
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